【ビザ更新Q&A】いつ申請?審査中に期限が切れたら?行政書士が手続きの疑問に答えます【更新申請のきほん④】
- しずか 若林
- 7月11日
- 読了時間: 3分
更新日:7月18日

皆さんこんにちは。行政書士の若林しずかです。
これまでの記事で、在留資格更新の基本と、許可を判断するための審査ポイントについて解説してきました。今回は、より実務的な側面に焦点を当て、「いつ申請すればいいの?」「審査中に期限が切れたらどうなるの?」といった、皆さんが抱える具体的な手続き上の疑問について、Q&A形式で分かりやすくお答えしていきます。
更新手続きQ&A
Q1. 更新申請は、いつからできますか?
A1. 在留期限が満了するおおむね3か月前から申請することが可能です。
例えば、在留期限が2025年12月10日の方であれば、2025年9月10日から申請の受付が開始されます。
ただし、役所で取得する課税証明書や納税証明書など、書類の準備には時間がかかることもあります。3ヶ月の期間に入ったらすぐに申請ができるよう、余裕をもってその前から準備を始めておくことを強くお勧めします。
Q2. 審査には、どれくらいの時間がかかりますか?
A2. 出入国在留管理庁のウェブサイトに記載されている標準処理期間は「2週間から1か月」です。
しかし、これはあくまで標準的な期間であり、申請内容(例:転職を伴うなど)や、申請した時期の入管の混雑状況によって、審査期間はこれより長くなることもあります。
Q3. 審査中に在留期限が過ぎてしまったらオーバーステイになりますか?
A3. いいえ、オーバーステイにはなりませんのでご安心ください。
在留期限までに更新申請をすれば、審査結果が出るまでの間、最大2ヶ月間の限度で在留期間は自動的に延長されます。これを「特例期間」と呼びます。
通常、審査は特例期間内に完了することがほとんどですので、この制度があることで、オーバーステイになることなく、結果を待つことができるのです。
Q4. 申請手数料はいくらですか?
A4. 2025年4月1日以降の申請から手数料が改定されています。許可が下りた際に、窓口での申請の場合は6,000円、オンライン申請の場合は5,500円の手数料が必要です。
この手数料は、申請時ではなく、更新が許可された後、新しい在留カードを受け取る際に「収入印紙」を貼付した手数料納付書で納めます。収入印紙は、入管の中や近くの郵便局、コンビニ等で購入できます。
万が一、更新が不許可となった場合は、この更新申請そのものに対する手数料は発生しません。ただし、その後の手続きにおいてまた別途手数料が発生する可能性があります。
まとめ
今回は、更新手続きの具体的な流れに関するよくある質問にお答えしました。
準備は早めに始め、申請は3ヶ月前から
審査期間は標準2週間~1か月だが、あくまで目安
期限内に申請すれば、特例期間で合法的に結果を待てる
手数料は許可時に、窓口6,000円、オンライン5,500円を支払う
これらのポイントを押さえて、計画的に準備を進めていきましょう。
次回は、ご自身の在留資格に応じた必要書類を、入管のホームページで間違いなく見つける方法について解説します。
【文責:行政書士わかばやし事務所 代表 若林 しずか】