【相談は全国対応】オンラインで行政書士に依頼する流れと準備物
- しずか 若林
- 3 日前
- 読了時間: 4分

「海外で暮らしているけれど、将来は夫婦で日本に移住したい。どうやって日本の専門家を探せばいいんだろう?」 「地方に住んでいるが、近くに在留資格専門の行政書士がいない…」 「日中は仕事で忙しく、平日に事務所へ相談に行く時間がなかなか取れない」
こんにちは!代表の若林しずかです。 今、こうした理由で、専門家との物理的な距離や時間の制約に悩まれている方が、とても多くいらっしゃいます。
私たちの事務所では、Meetやメールといったオンラインツールを最大限に活用し、日本全国、そして海外にお住まいのお客様からのご相談・ご依頼にも、全面的に対応しています。 今回は、遠方からオンラインでご依頼いただく際の具体的な流れと、事前にご準備いただくとスムーズなものについて、分かりやすく解説します。
オンラインでのご依頼、4つのステップ
当事務所では、遠方のお客様にも、対面でのご相談と変わらない安心感と、オンラインならではの利便性を提供するため、以下のような流れで業務を進めています。
ステップ1:初回のご相談(無料)
方法:
まずは、当事務所のウェブサイトのお問い合わせフォームまたはメールから、ご相談の概要をお送りください。
内容を確認後、こちらからご連絡し、オンラインミーティング(Google Meetなど)の日程を調整させていただきます。もちろん、メールでのやり取りをご希望の場合も、柔軟に対応いたします。
目的:
お客様の現在の状況、お悩み、そして将来のご希望を、じっくりとお伺いします。
私たちからは、許可の可能性、考えられる手続きの選択肢、そして詳細な料金について、明確にご説明します。
ステップ2:ご契約・業務の開始
方法:
ご提案内容にご納得いただけましたら、オンライン上で契約書を取り交わし、料金のお振り込みが確認できた時点で、正式にご依頼成立となります。
目的:
これから始まる手続きについて、お客様と私たちの間で、業務の範囲や内容を明確にします。
ステップ3:書類の準備と、オンラインでの打ち合わせ
方法:
申請に必要な書類のリストをお送りし、お客様側でご準備いただく書類をご案内いたします。
ご準備いただいた書類は、スマートフォンで撮影した写真や、スキャナでPDF化したデータを、メールやその他安全なクラウドストレージなどを通じて、私たちにお送りいただきます。
申請の核となる「理由書」や「事業計画書」の作成にあたっては、必要に応じて再度オンラインミーティングを行い、お客様の想いや状況を深くヒアリングさせていただいたうえで、当事務所にて作成いたします。
ステップ4:申請と、結果のご報告
方法:
私たち申請取次行政書士が、責任を持って、管轄の出入国在留管理局へ申請手続き(オンライン申請または窓口申請)を行います。お客様が入管へ出向く必要は、原則としてありません。
入管からの追加資料提出要求などに随時対応します。状況は都度ご報告いたします。無事に許可が出ましたら、新しい在留カードなど、結果一式をお客様のお手元へお送りします。
ご相談の前に、ご準備いただくとスムーズなもの
最初のオンライン相談の際に、もし可能であれば、以下のものをデジタルデータ(スマホの写真など)でご準備いただけますと、より具体的で、的確なアドバイスが可能になります。
【外国人ご本人の場合】
在留カード(表・裏の両面)
パスポート(顔写真のページと、日本の出入国スタンプがあるページ)
【企業のご担当者様の場合】
会社のウェブサイトのURLや、会社案内
採用予定の外国人の方の履歴書・職務経歴書
もちろん、これらの準備がなくても、ご相談は全く問題ありません。まずはお客様の言葉で、お困りの状況をお聞かせください。
まとめ:距離は関係ありません
テクノロジーの進化により、専門家との物理的な距離は大きな問題ではなくなりました。本当に大切なのは、お客様一人ひとりの状況に、いかに深く寄り添い、最適な解決策を導き出せるか、ということです。
日本全国、そして世界中のどこからでも、日本の在留資格に関するお悩みがあれば、私たち専門家がお力になれるかもしれません。まずはお気軽にお問い合わせください。お客様との良いご縁を、心よりお待ちしております。
【文責:行政書士わかばやし事務所 代表 若林 しずか】
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